2011/11/10◆TPP問題再び
代表幹事の坂井昭彦です。
TPP問題について色々調べていくうちに、TPPを強く主張している経団連、とりわけ自動車業界などが、例えば貿易自由化によりどれだけ何の利益があるのか、特に、国益を考えた場合にどういう利益があるのかを考えていたのですが、うーん、イマイチしっくりきません。
貿易を自由にする、これを関税の撤廃だとシンプルに考えた場合、自動車などはそのほとんどを現地生産に持って行こうとしている現実がありますので(下記)、関税ってあんまり影響ないんじゃないの?とか思ってしまいますね。
【現地生産割合の例】
- 日産 … 米国での現地生産割合を2015年までに85%に(http://auto-affairs.com/?p=1203)
- ホンダ … 2010/01/08時点で北米における現地生産割合が83.8%(http://response.jp/article/2010/01/13/134736.html)
このほか部品も人材も当然現地調達なわけで、7割とも9割とも言われている訳ですが、そういった状況をきちんとふまえ、輸出産業が国内に雇用を生み出していた過去の日本とはかなり違ってきていることに、税制ももう少し配慮が必要ではないかと思います。
国際競争力のために優遇するのであれば、国内雇用を生み出し、国内調達をしている企業に限るとか。要は、日本の国に貢献している企業なのかどうかってことですね。
相手国で部品も人も調達して、結局、日本にもたらされるのはそこから生み出された利益のみ。その利益を日本に還元する方法は課税しかないような状況なのに、国際競争力を言い訳にして税率をどんどん下げるなんてのはどうも解せないところです。
みなさんはいかがお考えでしょうか?
坂井昭彦@TPPの導入で誰が利益を得るのか?その動機の解明が必要です。
p.s あと、関税を撤廃すればそれだけ日本の税収も減りますよね?その分は他のところで税収を確保しなければならないので、結局、どこでその税収を埋めるの?ってな話にもなりますね。最近は少し落ちていますが重量税やたばこ税などと同等の税収があります。
【関税収入】
平成22年度 7,858億円
平成21年度 7,318億円
平成20年度 8,831億円
平成19年度 9,409億円
平成18年度 9,440億円
※ 出典 財務省HP
(URL) http://www.mof.go.jp/tax_policy/reference/account/data.htm )
2011/11/09◆連盟制度部会in南森町
代表幹事の坂井昭彦です。
本日11/9は連盟制度部会の開催日です。秋季シンポジウムのディベート対応のための最終会議と言うことで、18:30から21:30過ぎまでびっちり3時間余り、大阪は南森町のFCブレイン大阪事務所で熱い議論と模擬ディベートが行われました。(^^)
私は仕事の都合で1時間ほど遅れての参加で、しかも何の準備もできないままの参加だったのでいつもの調子は出なかったのですが、本日は強力な助っ人としてオッパー○島(注:オッパーは韓国語で「お兄さん」の意味です)さんが駆けつけてくれて、色々とディベート上のアドバイスをしてくれたり、模擬ディベートでの受け答えをしてくれたりしたので、非常に助かりました!(^^)
ありがとう!○島さん!(わはは)
模擬ディベートはみんなだいぶ慣れてきて、質問にも鋭さを増してきているように思います。最終的にもう一度、ポーズの確認とか、衣装合わせとか、細かい打ち合わせのために集まる必要があるとかいった理由だったと思いますが…シンポジウム当日の午前中にも打ち合わせ会議を行うようです。私はその時間帯は全青税理事会に出なければならないので参加できませんが、心の中でエールを送り続けたいと思っております。
ガンバレ!近畿青税ディベートチーム!
あ、それはそうと、シンポ関連の議題が終わった後で、11/28に開催される近畿税理士会との懇談会に向けて、懇談会の議題や、そこから派生する質問・要望などについて資料を配付し、部員の皆さんに、項目的に漏れがないかどうかや、何に重点を置くかといった点について問題がないか等の検討を依頼しました。
こちらも大事なので制度部の皆さんにはぜひ、ご検討いただきたいと思っております。よろしくお願い致します。m(_ _)m
坂井昭彦@体調悪いと歯切れも悪くなるので要注意!風邪などにも気をつけて下さいね!>ディベーターの皆様
p.s 懇親会のことを書き忘れていました。(^^;
(懇親会)
部会終了後、近所の焼き鳥屋さん(播鳥 南森町北店)で懇親会を行いました!(^^)
狭い間口の入り口から中に入ると2階へ上がれというのであがるとさらに上へ行けと言う。階段は戦国時代のお城の階段を思わせる、幅狭・急勾配の難所。ここで落ちたら床に穴あくなとか、後ろから来る人が大惨事になると思って必死で登っていくと、屋根裏の秘密基地みたいな部屋がありました。(^^;
私個人的には掘りごたつとか椅子席の方が有り難いのですが、座ってみると意外に快適で、足をどーんと伸ばしても十分な広さがありました。(^^)
料理も美味しかったです!(^^)v 辛いのが駄目な人が多かったのでちと不評でしたが生卵とたれをからませて食べる「ぴりからつくね」なんかも非常に美味でした!(^^)
今日は夜はけっこう涼しかったのですが、3階ということもあって飲み物や食べ物を持ってくるだけでも結構重労働だったようで店員さんは「暑いです」とのたまっておられました。(わはは)
この懇親会、話も盛り上がっていたのですが、いつもよりスタート時点が遅かったことを忘れていたため、はっと気づくと何と23時40分!がーん!終電にマニラ湾〜!
というわけで、最後はバタバタとお開きになって、タクシーを飛ばして大阪駅まで行って、何とか終電に乗ることができました。(^^;
疲れましたが今日も充実した一日でした。(^^)
ちなみに本日も体調を考慮して、お酒は最初の乾杯で生ビール一杯飲んで、続いて氷点下2度のエクストラコールドを一杯飲んで、あとはソフトドリンクに留めておきました。
別に肝臓がどうとかいう訳ではないのですが、今後どんどん飲む機会が増えていきますので、控えられるときには控えておく作戦です。
てなわけでご心配なきよう〜!>皆様
2011/11/08◆規制・制度改革に関する分科会
代表幹事の坂井昭彦です。
TPPについて色々と情報を集めている過程で、しばらく見ていなかった規制改革会議関連の動きも見ておこうと思って行政刷新会議のホームページに行くと、ちょうど本日11/8に、規制・制度改革に関する分科会が開催されていることがわかりました。
[規制改革会議]
規制改革に関する議論は、以前は下記のような構成で細かくテーマが分割されて実施されていました。
グループ | タスクフォース | 主査 |
1.集中テーマ | 医療 | 松井委員 |
介護 | 有富委員 | |
保育 | 翁委員 | |
農林水産 | 八田議長代理 | |
住宅・土地 | 福井委員 | |
航空・空港 | 中条委員 | |
雇用・労働 | 福井委員 | |
教育 | 福井委員 | |
2.一般テーマ | 金融 | 冨山委員 |
独禁政策・生活基盤 | 中条委員 | |
環境 | 本田委員 | |
地域活性化 | 米田委員 | |
環境 | 本田委員 | |
海外人材 | 有富委員 | |
貿易 | 有富委員 | |
運輸 | 中条委員 | |
IT・通信 | 中条委員 | |
エネルギー | 八田議長代理 | |
基本ルール | 安念委員 | |
法務・資格 | 福井委員 | |
官業改革 | 安念委員 | |
3.その他 | 規制改革要望 | 米田委員 |
広報 | 木場委員 |
我々に関連の深い「法務・資格」に関しても上記の通り、委員が割り当てられて、色々と議論がなされておりました。
[規制・制度改革に関する分科会]
しかし、民主党政権になってからは活動方針が大幅に変わり、規制改革会議が廃止されるとともに、平成22年3月に行政刷新会議の下に「規制・制度改革に関する分科会」(以下単に「分科会」という。)が設置され、この中で「1.グリーンイノベーションWG」「2.ライフイノベーションWG」「3.農林・地域活性化WG(第4回までは農業WG)」の3つのワーキンググループを設置して、これら3つの主題の達成のために動く体制になりました。
もちろん、分科会自体の活動方針は
> 次の視点などから規制・制度を見直し、調査・報告を行っています。
>・国民に対する、多様で質の高いサービスの提供を妨げている規制・制度はないか。
>・新たな事業者の参入や、事業者の創意工夫を妨げる規制・制度はないか。
とあるように、規制「改革」と言いながら、あくまでも規制「緩和」を念頭においた方向性のものであると考えられるのですが、資格関連への規制緩和要求が直接語られるような場がなくなったということは、我々士業にとっては朗報であったと言えるでしょう。
で、この3つの分野についてここ1年ばかりは議論をしてきて、平成22年6月15日には第一次報告書、平成23年7月21日には第二次報告書(1 2 3 4 5)がとりまとめられ、公表されたりしておりました。
[今後の議論(第3クール)について]
そして平成23年10月3日からは、分科会はいよいよ新しい局面(第3クール)を迎え、今後の方針などが決定されています。
その中身を見てみると、今年度は分科会として2つのWGを設けるようです。ひとつは「復旧・復興/日本再生」のWG、いまひとつは「エネルギー」のWGです。
タイトルだけ聞くとなんだか良さそうな感じなのですが、前者は
「『日本再生のための戦略に向けて』(平成23 年8 月5 日閣議決定)に掲げられているEU等との経済連携を通じた日本再生に資する観点から、貿易及び国際投資の促進に向けた規制・制度の見直しを検討する。」
とあり、なんだかTPPなどとのからみで外国企業が公共工事を発注できるようにするための基盤を整備しようとしているようにも見えますし、後者についても
「『政府のエネルギー規制・制度改革アクションプラン』(平成23 年11 月1日エネルギー・環境会議決定)を踏まえ、再生可能エネルギー及びそれに関連する規制・制度を中心に見直しを検討する。」
とあるので、たぶんに内容的には電力自由化など、国家の安全にも関わる社会的インフラの民間ないし外国企業への解放などと言った話にもつながりかねない危険なニオイがプンプンしていて予断を許しません。
我々士業とは直接関係ない分野の話なのかも知れませんが、日本の国民や中小企業が疲弊すると我々自身の業界も疲弊しますし、国民の利益になるかどうかを考えると、他人事ではなく、自分のこととして注視することが必要かと思います。(--;
あと、分科会はWGに関する活動だけではなく、内閣府が独自に行っている「国民の声」や各種団体から上がってきたような案件についても
>(3)「国民の声」・各種団体からの要望への対応等
として
> 上記に加え、分科会は、以下の取組を行う。
>・「国民の声」や各種団体からの要望について、その内容を事務局にて整理し、分科会等で議論
> することが適当な案件は、分科会等で取り扱う。
>・規制全般について、国際基準との整合性、規制と自己責任のバランス、規制の改廃手続の透明と、取り扱うこととしていますので、このあたりは昨今の状況に鑑みれば税理士法改正の話などが持ち込まれる恐れが大だということで警戒が必要かと思います。
ま、救いと言いましょうか、ひとつ朗報としてあるのは、この第3クールの分科会活動をはじめるにあたって蓮舫大臣が言った次の言葉です。
> 時代が変わり、環境が変わり、あるいは震災という大きな私たちの思い、経験というものもございます。
> そこにおいて規制・制度はどのように変えていくのか。要は、緩和一辺倒ではなく、規制強化の観点での検討をも促したという点で、重要なのではないかと私は思った次第です。
坂井昭彦@規制は緩和も強化も両方とも必要である。業界利益や外圧でフラフラ動くのではなく国民生活や国民の権利保護のためにしっかりバランスを考えるべし!
2011/11/07◆臨時の理事会と秘密の会議
代表幹事の坂井昭彦です。
本日は青税関係の会議等はなかったのですが、とある社会福祉法人の臨時幹事会と、とある団体の秘密会議(わはは)に参加してきました。
臨時幹事会の方は縁あって監事に就任することになり、税理士の公益的活動の一環、というわけでもないかと思いますが、自分の勉強にもなりますので、一生懸命、務めさせていただいております。
こういった活動はもちろん(というと語弊がありますし、今後はそれではいけないという議論もありますが)無償ですので、自分の時間を使って従事することに抵抗を覚えたりすることもたまにはありますし、先方も「お忙しいところ申し訳ない」と言って下さるのですが、事務所の中にいて、いわゆるお金のいただける仕事だけをしていると、そういった仕事の中からは得られないものがぽろぽろこぼれ落ちていくような気もしていますので、もちろん、お客さんに迷惑をかけず、無理のない範囲であることは大前提ですが、これからもいろんな活動に従事していきたいなと思っております。
※ ただし私は「単なる名誉職」は嫌いなので断ります。(わはは)
自分の職能や能力を必要としていただいているのであれば、有償無償を問わず、それは専門家冥利に尽きます。そして、専門家として必要とされるためには、いや、必要とされ続けるためには、いろんな経験を積んでおくこともひとつの重要な要素なのではないかと私は考えています。
なので、今しかできない、あるいは、自分からやりたいと願ってもできない、なれない。そういった「仕事」は、もしもオファーがあれば、受けておくべきだと、私は思っています。
ほらほら、そこの青税活動をあまり一生懸命やっていないアナタ!
代幹でも支部長でも部長委員長でも、何でもできる可能性があるのに、自分でつぶしてしまっていませんか?もったいないですよ〜!
というわけで、代幹も支部長も部長委員長も、なってと声をかけられたらなるべく断らないよーにして下さい!(わはは)
それが ひと味違う税理士 への第一歩です。
てか、そろそろそういう時期です。(わはは)
坂井昭彦@←とか言いつつ「だいぶ違う税理士」になってしまったかも知れない奴(嫁さん:談)
p.s 秘密会議の方は色々と集まって色々な話をしました。題して「ハリーポッターと秘密の会議」。魔法の杖はありませんが前向きな方向でまとまりそうですので、時期が来ればそのうちお話しできるかと思います。(謎)
2011/11/06◆パソコンFAXの話
代表幹事の坂井昭彦です。
この土日はたまりにたまった仕事に忙殺されておりましたが、そんなクソ忙しい最中にパソコンにトラブルが生じて困っています。
私はメインのパソコンは小型のノートパソコンで、出かけるときはこれを単体で持ち歩き、自宅や事務所では、必要に応じて適宜機器を接続することで、デスクトップ代わりにも使っています。
一方、FAXは事務所に設置している複合機なのですが、こればっかりは持ち歩けません。
そこで、事務所のFAXで受信したデータは画像に変換してメール転送し、こちらからどこかにFAXを送信したい時は、ノートパソコンにUSB接続のFAXモデムを付けて、パソコンFAXソフトで送信するようにしています。
長年その体制で何の問題もなく送受信ができていたのですが、昨日あたりからパソコンにUSBモデムを差してFAXを送ろうとすると異常音が出ていきなりパソコンの電源がパシャッと落ちてしまうようになりました。(--;
そこで原因をあれこれ探っているのですが、
1. FAXモデム自体の問題ではない
他のパソコンで送信すると問題なく送信できる。
2. ソフトの問題でもなさそう
他のパソコンで送信すると同じソフトで問題なく送信できる
ということで、本体に何らかの問題があるようだというところまではわかりましたが、ここから先は、附属の機器を一個ずつ外して試してみる、とか、新しくインストールしたソフトを一個ずつアンインストールしてみて試す、とかいった気の遠くなるような作業をしなければならないので、いったん原因究明は置いといて、仕事が一段落するまで放置することにしました。
まだXPマシンなのでそろそろwin7マシンに買い換える時期にはなっているのですが、パソコン買ってから実質2〜3年しか使えないってんじゃ、なかなか買い換える気にもなれません。
一度買ったら10年くらいは難なく使えるタフなノートパソコン(んでもってHDDやメモリに簡単にアクセスできる機種)切望です!
坂井昭彦@インターネットFAXも試してみましたが画像粗いのに料金高くてイマイチでした。
2011/11/05◆常識やイメージのウソ
代表幹事の坂井昭彦です。
TPPの話題に関連して最近TVなどで報道される言葉の中でひとつ気になるセンテンスがあります。それは「自由貿易は良いものだ」といったフレーズです。それも「何でもかんでも全て自由化すべきだ」みたいな論調があるのが非常に気になるところです。
「自由」と聞くと何だか良いモノをイメージしてしまうのは人間の性ですが、人間から理性というタガを外すと欲望のままに生きるただの動物になり、動物として欲望のままに生きると、結局は弱肉強食の世界になる、といった例えを出すまでもなく、「不自由(規制)」というタガをはずした世界で「自由」を享受できるのは、実は強者だけです。
新自由主義なんて言葉を出すと、意味を知らない人は「新しい」しかも「自由な」主義なんだな、ああ、なんてすばらしい響き!みたいに思うかも知れませんが、中身を見るとスプラッタ映画そのままの残虐な弱肉強食の世界が広がっている、といった具合に、言葉は時として脳天気で何も考えていない人間の淡いイメージや期待をいとも簡単に裏切ります。
そもそも、自由貿易が良い、なんてのはウソです。というか、かなり舌足らずです。
自国に強みがあるモノ、守らなくても良いモノ、に関しては、関税その他の制約を撤廃して自由に取引が出来た方が良いし、自国に強みがないモノ、守らなければならないモノ、に関しては、関税その他の制約を駆使してできるだけ自由に取引させない方が国益に叶うのであって「何でもかんでも自由にすればいい」なんて言っていたらそれこそ世界中の国から「なんて馬鹿な国なんだ」と笑われます。
TPPの話なども同じですが、交渉事の世界ってのは、表向きは「全部自由にしましょう」などといったキレイゴトを並べて、その気になった相手に武装解除をさせておいて、実は、自分の武装は部分的にしか解除しない、といっただまし討ちの世界であるということを、もっと日本人は認識すべきです。
「これだけ相手のためを思って礼を尽くしているんだから相手も応えてこれるだろう」などといった日本の美徳は残念ながら通用しません。(もちろん日本に於いては今後も尊重されるべきだし、世界にも広めていきたいとは思いますが)
言ってみれば、腹をすかせた野生のライオンの前に裸でつっ立って「私もお腹がすいているけど、私の持っているパンを半分あげるから、私を食べないでくれ」などと間抜けなことを言っているようなものです。
これは何もTPPや貿易に限った話ではなく、グローバルに何らかの規則や規制を作る場合には同じことが言えます。我々の身近なところの話で言えば会計基準、ITの世界ならOSやプロトコルなどの規格の統一など、いわゆる「標準化ビジネス」の世界、あるいは医薬品や工業製品などにおける特許や著作権などのいわゆる知財(知的財産権)の世界などでは、主導権を握って自国や自社の利益を追求したいといった思惑が色濃く表れていて、武器弾薬こそ使いませんが、明らかに「戦争」をやっている訳です。
てなわけで、のほほんと平和ボケしていられる豊かな時代ではなくなったんだということをもう少し認識すべきだと思う今日この頃です。
坂井昭彦@既に弱者になっているのにまだ強者のつもりでいるところなんかもイタいですが、ま、希望は必要です。
p.s 規制は弱者保護のために存在する。弱者でも自由を享受できる社会が良い社会なのだというコンセンサスのもとに存在する。規制を全てなくせというのは強者の論理。本物の強者がそれを主張するのはわかるが、弱者に毛が生えたような人間までが、強者がTVなどで垂れ流しているイメージを鵜呑みにして、また、自分は強者だと思い上がって、あるいは自分には関係ないと思い込んで、規制をなくせと叫んでいるのを見るとなんだかなと思わずにはいられない。
2011/11/04◆ABCラジオ「ハイ!近畿税理士会です」オンエアー!
代表幹事の坂井昭彦です。
既報の通り、ABCラジオ「ハイ!近畿税理士会です」11月分は私が出演しておりますが、本日11/4がその第一回目の放送日でした。収録時は結構良い感じで収録していたように思っていたのですが、やはりいざオンエアーされたものを聴いてみるとカタイですね。キンチョーしてますね。(^^;
ま、近畿税理士会の税理士という看板を背負っていることもあり、やはりいつもの調子ではしゃべれないというか、かしこまった言い方になってしまったのですが、ざっくばらんばらん税理士と致しましては、やはりもう少しくだけた感じの方が地に近いので好みですね。
ま、そのへんは今後の課題と言うことで、とりあえずまだあと3週間、残っていますのでお時間のある方はまた来週以降も金曜日の17:20〜17:25というほんの数分間のオンエアーですが、聴いて笑ってやって下さい。(^^;
坂井昭彦@外部広報で税理士のイメージを変えてゆく!(もちろん良いイメージに ^^;)というのが私の最終目標です
p.s 誰だ「そんならお前は出ん方が…」とか言う奴は!(^^;