2011/10/06本会研修部の取材&兵庫県青年司法書士会との勉強会
みなさんこんばんは!代表幹事の坂井昭彦です。
今日は午前中は顧問先往査、昼からは本会広報部員として近畿税理士会館に行き本会研修部会の取材を行い、夜は西宮で兵庫県青年司法書士会との勉強会に参加する予定でしたが、顧問先へ行くため朝霧駅から電車に乗ろうと思って改札を通り、階段を下りてホームに降りたった、まさにその時、慌てたような声で構内放送がありました。
内容は、新長田駅で人身事故が発生したとのこと。
なにー!!!
実は顧問先の最寄り駅がその新長田駅だったので大わらわ!
結局、電車は上下線ともにストップ!明石まで行けば山陽電車で振替輸送があるというアナウンスはあったものの、振替輸送は11時20分にならなければはじまらないとのこと。顧問先との約束の時間には全然間に合わないし今日は午後以降の予定も詰まっているので時間をずらすこともできない!そもそも明石に向かう下りの電車も来るのかどうかわからない!
というわけで結局、顧問先に事情を説明して明日に日程変更してもらうことにして何とか事なきを得ましたが、見事に出鼻をくじかれてしまいました。(^^;
結局、しばらく待った後、下りの普通電車が来たのでそれに乗り、明石で新快速に乗って大阪に向かいました。
[本会研修部会の取材]
予定外に早く大阪に着いてしまったのでどうしようかと思ったのですが、昼時なのでとりあえずメシを食うことにして梅田の地下街にある行きつけのとんかつ屋でヒレカツ定食を食べてまったりしていました。(^^)
【ヒレカツ定食】
この店はごはんが「おかわり自由」なんだけど、嫁さんとかハマコーさんの顔が浮かんでくるので、いつも「おかわり」は断念しています。(わはは)
とまーそれはさておき。(をい)
久しぶりに梅田のヨドバシカメラでも覗いてみるかとも思ったのですが、たぶん覗くとそれだけでは済まずパソコンだとかiPad2だとか買っちゃいそうだったので、こちらもストイックに断念!(をい)
とどのつまりはそのまま東梅田駅から地下鉄谷町線に乗って天満橋駅まで向かい、本会の研修部会が始まる1時間以上前に近税会館に着いてウロウロしておりました。(^^;
ま、困った時のフェイスブック、ということでフェイスブックに色々と書き込みながら時間をつぶし、なんとか部会開始までの時間を持たせました。
(部会開始前)
いつものごとく本日専用名刺を配りまくっていました。(わはは)
配っている最中に部会開始時間になったので、もしかしたら配り漏れがあるかも知れませんが、その場合は平にご容赦を!他意はありませんので念のため!(^^;
(部会開始)
部会のエッセンスは諸会議見聞記で書く予定ですが、そこには書かない内容も少しブログには書いておきます。
(会長挨拶)
部会は吉田部長の仕切りで始まったのですが、実は今回は宮田会長が出席されていました。なんでも新年度になってからまだ研修部会には顔出しができておらず今回が初めてなので御挨拶をされるという話になっていたようです。
挨拶の内容については川本副会長が日税連の研修規則などの生みの親であるといったような話が色々とあったのですが、私個人的にはそれよりも、風邪をひいているのかちょっと苦しげな話ぶりだったのが気になりました。
会長挨拶に引き続き川本副会長と杉田専務も御挨拶をされました。川本副会長は近畿の認定団体制度の設置趣旨などの話をされていました。杉田専務はとある理由で凹んでおられました。(わはは ^^;)
(研修部の活動)
研修部も広報部と同様、3つの小委員会に分かれて活動しています。私は今回初めて研修部会に参加しましたので所掌内容などもよく把握していませんが、第1小委員会が主に研修会の企画立案を担い、第2小委員会が36時間の受講義務を達成した会員の表彰など言わば研修の効果測定検証を担っており、第3小委員会は実際の研修会の実施運営を担っているといった感じで精力的に活動されていました。
PLAN(第1)→DO(第3)→CHECK(第2)→ACTION(部会全体)
といった印象です。(違ってたらご指摘ください)
実はこの研修部会の前にはそれぞれの小委員会が開催されていたのですが、何と、この研修部会の終了後も延長して小委員会を開催するという話があり、後で第3小委員会に属している櫻井さんに伺ったところ、なんとこの後、午後6時までびっちり小委員会をやっていたそうです。スゴイですね!(^^;
(議題など)
部会の議題は
- 各小委員会の検討報告結果について
- 支部研修担当者会議の開催について
- 研修会の企画について
- その他
となっていて、まずは各小委員会ごとに現在の状況や問題意識、今後の予定などについて報告がなされていました。
第1小委員会は企画立案を担うということで本会研修部以外の部・委員会が開催する研修会などともテーマや日時がだぶらないように配慮しつつ、時には日程や内容を組み替えたりしながら、できるだけ早めに予定を確定させ、各支部における独自開催の研修とネタや日時の重複がなくなるよう尽力されているそうです。
第2小委員会では36時間の努力義務を達成した会員に対する表彰を行い、さらに支部表彰も検討中だそうです。ただ、支部の表彰は単純に36時間達成者が多い支部を表彰するのではなく、支部に於いて36時間を達成してもらうために独自に何か取り組んでいることがあるかどうか(例えば独自の研修を充実させているかどうか)なども加味すべきだという意見があって表彰の基準についてはまだ検討中だそうです。
第3小委員会は実行部隊ということで11月に実施される改正税法研修会の準備が着々と進んでいるとのことです。研修部員自身が講師となって改正税法の研修会を実施するということで、川本副会長のご挨拶の中でも第3小委員会のメーリングリストで飛び交うメールの数が1日10通をくだらないという話がありましたし、前述の櫻井さんの話にもあるように小委員会自体も時間を延長して実施していたりするので、かなりのハードワークが想定されますが、第3小委員長の近藤さんが「大変やけど自前で講師をすることに意味がある」と言っておられたのには共感を覚えました。
ホンマは改正税法なんてものは誰かに「教えてもらう」のではなくて一人一人の税理士が自分で改正条文(差分なので読みにくいですが ^^;)を読んで、調べて、考えて、その成果を納税者に「教える」立場にならなければならないのではないかと私も常々思っております。
もちろん、改正税法の研修会で聞いた事を納税者に教える、というのでも同じ目的は達成できるかも知れませんし、簡単かも知れませんが、そこで気をつけなければいけないのは、聞いた情報を左から右にスルーするだけでは単なるパイプになってしまうということです。
専門家は単なるパイプではなく、回路であり、自分の中に情報を取り入れながらその情報を咀嚼し、評価し、解釈し、同じように見えるかも知れないけれども専門家としての見識でくるまれた情報としてアウトプットしなければ専門家たり得ません。
そのためにはやはり加工済みのエッセンスだけを「教えてもらう」のではなく自分から進んでナマの情報を取りに行き、改正趣旨を調べたり、その前提となる議論の内容を調べたり、改正条文自体も読んでみる、といったことを個々の税理士レベルで行う必要があるのではないかと私は思っています。
というわけで、第3小委員会の皆さんは非常に大変だと思いますが、しっかりとがんばっていただきたいです!(^^)v
(研修部の問題意識)
今回参加してみて、各小委員会に共通して強く認識されている問題があることに気づきました。それは
- 会員以外の人間(職員など)による代理受講の問題
- 申込をしないまま受講しようとする会員の問題
です。あと付け加えるなら
- 申込をしたけれども受講しない会員の問題
もありますが、ま、それはさておき。
会員以外の人間が受講して、しかも、受講カードを通して出席扱いになってしまうと、研修の目的が達成できないので基本的には会員外である事がわかれば断るようにしているけれども、そこで結構もめることもあるそうです。
対策として研修会場には大きく「会員以外の者は受講できません!」等の看板を出しておくとかいったことも考えているようですが、現実にはたぶんに「確信犯」もいると思うので、それだけではなかなか効果はあがらないかなと思って議論を聞いていました。
ま、これに関しては、研修というものの意義をきちんと認識してもらう必要があるということで、今後、研修が単なる努力義務ではなく、義務化され、しかも証票更新とかかわらしめる方向性で税理士法の改正が検討されていることなどもふまえた上で、もう少し厳格に本人確認をするか、襟を正していただくように周知する必要があるのではないかといった話になっていました。
あと、申込をしないまま受講しようとする会員については、受講しようという意欲自体は研修制度の趣旨に合致するので受け入れるべきだと思うが、ルールを守らない人が増えると会場のキャパなどの問題で正式に申込をしたのに受講できない人が出てくる可能性があることなど、やはり問題が多いということで、受付の際にすぐに会場には入らせず、ある程度の時刻まで会場に入るのを待ってもらうようにしてはどうかといったアイデアが出されていました。
会場のキャパが少ないからこういう問題が起きる、十分なキャパをとっておけば制限する必要はないじゃないかといった考え方もあるようですが、それを言い出すと本会の研修会は常に1万3千人もの近畿会の会員全員が入れる会場を確保しなければならないなんて話にもなってしまいます。
現実には限られた予算を使って実際の過去の研修会における動員数などで予測を立てつつ、会費の無駄遣いにならぬよう効率も求められつつ、研修会場は選定されているので、そこはルールに従ってもらわないと、ルールを守らない特定の会員の便宜のために適正にルールを守っている多くの会員に不利益を強いる事になります。(いわゆる「正直者が馬鹿をみる」状態ですね)
なので、制限はやむなしと、私は思います。
申込をしたのに受講しない会員の問題は、枠をとられてしまって受講したいのに受講できない人が出てくることなどこれまた問題がありますが、これについての解決策はなかなかないようです。
[兵庫県青年司法書士会との勉強会]
研修部会終了後、事務所にいったん戻るかどうか迷ったのですが、中途半端な時間になりそうだったので、ちょっと時間は早かったのですが西宮に向かいました。
(JRの改札)
西宮に向かったのは良いのですが、実は私の頭の中にはうすぼんやりと「今日は西宮で勉強会」くらいの情報しかなく、確認しないままなんとなくJR大阪駅の改札を通りホームに上がったのですが、そこではたと気づきました。
ちょっと待てよ、西宮って…JRと阪神と、あと、阪急の西宮北口もあるな。
どこに行けば良いんだっけ?と思ってイーデスクにアクセスし予定を確認すると、何と!阪急西宮北口が正解だという事がわかりました!(汗)
時間の余裕は十分あるものの、なんとなく焦りぎみにエスカレーターを駆け下り、自動改札から出ようとしたのですが、そこで
ピンコーン!
とアラーム音。
あれ?
とびっくりしていたら改札の液晶表示板に「自駅下車 係員のいる改札口へおまわり下さい」みたいな表示。
仕方なく駅員さんのいる改札に行って「自駅下車とか表示が出て出られなかったんですが」と言うと
「そうなんですよ、お客さん、電車乗って来られました?」
と、いかにもキセルをしていると決めつけたような答弁。(答弁じゃないか ^^;)
ちょっとカチーンと来ましたが、ここで
「なんじゃその言い草は!なにかい、俺がキセルでもしたっちゅーんかい?証拠はあんのかコラ!監視カメラの映像全部確認してみい!ここの改札入って、ホームにあがって、そのまま降りてきたところがうつっとるわボケ!この体型やったら見間違いようがないやろ!」
などと地を出すと税理士の品位を問われてしまう事になりますし、代表幹事としてもふさわしくない行動かと思いましたので(ってコラコラ ^^;)、まあ、大阪駅ではキセルが多くて困っているんだろうと思いなおし、
「いや、西宮に行こうとしたんだけど、ホームにあがったところで確認したら行き先が阪急の西宮北口であることがわかったんで降りてきたんです」
と丁寧に事情を説明して、とりあえず出してもらうことにしました。
痛くない腹をさぐられるところは、なんだか税務調査のようだなと思ったりもしましたが、ま、それはさておき。
(阪急西宮北口駅)
着いてビックリ、降りてビックリ!
私の知っている西宮北口駅は阪急電車で関大に通っていた二十数年前の、今津線と十字に交差(ダイヤモンドクロス)している時代のものです。もちろんその後も阪急電車には乗っていますので西宮北口駅を通過しているのですが、降りたのは本当に二十数年ぶりでした。
いやー、見事なまでにキレイになっていてホンマにこれがあの西北か!と我が目を疑いました。(^^;
【西宮駅の線路】
肝心の駅構内の写真を取り損ねたので線路の写真。(^^;
(勉強会の会場)
本日の会場はアクタ西宮東館6階の西宮市大学交流センター内にある講義室です。いつもは神戸駅周辺での開催ですが、たまに違う場所で開催するってのも新鮮な感じで良いですね!(^^)
(勉強会開始まで)
かなり早めに着いてしまったのでちょっと近辺をウロウロしていましたが、日も暮れてきたし、ガラガラを引っ張って歩くのにも疲れたので30分ほど前には会場のある階のベンチで座って待っていました。
すると間もなく青税側の本日の発表者である西村さんが到着したので2人で講義室に入りました。まだ青司会の方は1人しか来ておられなかったのですが、なんだかんだ話をしているうちに青税側も青司会側も人が集まり始め、最終的には二十数名の参加となりました。(^^)
私はいつものごとく本日専用名刺を配っていたのですが、ここ最近、松尾さんが「ありがとう税理士」としての頭角を現してきており、皆に「ありがとうメッセージカード」を配っていました。私も今後はお渡しする相手方の名前入りで名刺を作らんといかんかな〜とか密かに対抗意識を燃やしておりました。(わはは)
(勉強会開始)
まずは青司会の会長挨拶から!(^^)
【上山会長です】
横に写っている山下さんは寝ているわけではなく聞き入っているだけです。(キッパリ)
今回はロの字型に机を並べてみんなでディスカッションする当初のスタイルに戻って勉強会を行いました。
【会場の様子】無理矢理連結パノラマ画像
井上支部長の挨拶中です。
実は第1回目の勉強会をこのスタイルで開催したところ、大人数の前で発表するのは慣れていない方が多いという事で、第2回目の勉強会は少人数のグループにわかれてディスカッションするスタイルに変更して開催していたのですが、3回目ともなると、お互いだいぶ打ち解けてきたようで、当初のスタイルに戻しても活発な会話がなされておりました。(^^)
ただ、ちょっとお声の小さな方もおられますので、できれば今後はマイクを用意していただければと思った次第です。
個人的な話で恐縮ですが、私は、会議や勉強会などは大抵、ボイスレコーダーで録音することにしています。
それは
「後で何か言葉尻をとらまえてネジ込んでやろう」
などと思っているわけでは全然なくて(たりめーじゃ! ^^;)花粉症になったり、風邪をひいたり、血圧が上がったりすると耳が聞こえにくくなるという、非常に青年税理士らしからぬ、じじむさい持病を持っているため、録音していないと内容を聞き落としてしまったりすることが多々あるからです。(誰だ耳管が脂肪でふさがっているなんて言う奴は! ^^;)
なので、会議などの発言の際にはぜひ、マイクを通していただきたく、また、できれば大きな声でお話しいただければ有り難いです。m(_ _)m>関係者ALL
【参加者その1】
いつもはラフな格好が多い植木さん、珍しくびしっと決めています。
【参加者その2と3と4(をい)】
奧に座っているのは青税兵庫のイケメン弁護士、山上さんです。(^^)
(今回のネタ)
いつものごとく事前質問であがってきていたネタを青税側、青司会側がそれぞれ解説し、その内容から色々と派生したネタについてディスカッションする、という感じでしたが、なんだかんだ言って色々ネタが出てきて面白かったですね。(^^)
- 連帯債務・連帯保証について
- 解散・精算・破産の場合の問題点
- 不動産登記の話
- 遺産分割協議書のやり直しについて
- 相続時精算課税について
- 跡継ぎ遺贈について
などなど、色々な観点から実務上での経験談なども踏まえてディスカッションがなされました。
ただ、少し統一感がなかったかなと思うので、例えば、今、旬の話で言えば震災や台風などの被災者のために税理士と司法書士が集まれば一体何ができるのか、具体的にどんな相談があるのか、とかいった内容でフリーディスカッションをする、なんてのが一部あってもよかったかな、と思いました。ま、これは今後の企画で考えていただければと思います。
(その他)
青司会と青税のコラボで書籍出版とかできたら面白いなと思っておりますが、単年度じゃちょっと難しいかな。(^^;
(懇親会)
いつもの通り、勉強会終了後には懇親会が開催されました!(^^)
【懇親会の様子】
右端で豪快に笑っているのは兵庫県青司会の上山会長です。(^^)
出席された皆さん、お疲れ様でした!m(_ _)m
坂井昭彦@なんだかんだで結構疲れましたが、今日も充実した一日でした!(^^)v