2011/08/11訃報

代表幹事の坂井昭彦です。

本日8/11、兵庫県支部の合同部会に出席していた際に京都支部の岡部支部長から電話があり、近畿税理士会・副会長の西村公克さん(上京支部)が亡くなられたとの連絡がありました。

私個人的にはあまり面識がないというか、日税連との懇談会や近税会の理事会傍聴の折にちらっとお見かけしてご挨拶くらいはさせていただいたことがあるといった程度にしか存じ上げていないのですが、京都支部では西村さんが本会上京支部支部長をされていた時に例会にご出席いただいたり、近畿税理士会との懇談会などでも色々ご配慮頂いたりと、青税活動にご理解、ご協力を頂いていたとのことです。

しかし、正直なところ、本当に唐突な話だったのでびっくりしました。

先々月の近畿税理士会総会にて副会長に就任されたばかりですし、享年57歳とのことでしたので、あまりにも唐突で、あまりにも早すぎるご逝去だったのではないかと思います。

ご遺族の皆様、事務所や顧問先などの近しい関係者の皆様はもとより、税理士会でともに会務に携わられていた同志の皆様にとっても非常にショックが大きかったのではないかと思います。

心中お察し致しますとともに、心よりご冥福をお祈り致します。

[閑話休題]

今回の訃報を受け、連盟から供花をお贈りしようと思ったところで規約の壁にぶつかりました。

実は連盟の慶弔規程は会員のみを対象としており、かろうじて兵庫県支部の慶弔規程に「当支部に特に功労があった者が死亡したときは供花又は香典を贈ることができる。」と会員外を対象とした記述があるのみです。

逝去された西村さんは青税会員ではないので、供花を贈る規約上の根拠がない、という話になりました。

しかし、規約云々の話はさておき、連盟の活動にご理解・ご協力を頂いていた現役の副会長が亡くなられて、規約にないから供花も贈りません、というのは私個人的には非常に納得がいかなかったので、岡部支部長にお願いして、連盟代表幹事の名前で供花を贈っていただくことにしました。

連盟代幹という名前を使って良いかどうかは議論のわかれるところかも知れませんが、最悪、費用負担は自腹覚悟でお願いした次第です。

岡部支部長には色々とお手間をかけてしまい、また、ご配慮をいただき感謝しております。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

近畿青年税理士連盟
代表幹事 坂井昭彦

−追記− 2011/08/12

その後連盟内から色々と御意見をいただきました。私個人的には上に述べたとおり、京都支部が青税活動においてお世話になった方だという認識で動いていたのですが、その、他ならぬ京都支部の会員から、代表幹事の気持ちは本当によくわかるが、やはり代表幹事名で出すのは立場上極めてデリケートな問題であるので再考して欲しい旨のご心配、ご指摘を多数いただいているというお話を伺いました。

そこで、心配して頂いている京都の皆さんのお気持ちも汲んで、さらには私の個人的な気持ち*1も通させて頂くということで、悩んだ結果、坂井昭彦個人名での供花に変更していただきました。

報告が二転三転して申し訳ないのですが、以上、ご報告させて頂きます。

御意見、ご忠告を下さった皆様、メッセージを直接送っていただきました皆様、ありがとうございました。ご心配をおかけしました皆様にもお詫びと御礼を申し上げます。ありがとうございました。

*1:私個人的には、近畿青年税理士連盟と近畿税理士会との間には連盟総会や支部総会、あるいは地元開催の全国大会への来賓招待、さらには連盟執行部と近畿税理士会執行部との懇談会などを通して、団体同士の交流がある、という認識のもと、社会一般的な常識に照らし、相手方の団体の現役の役員が亡くなられた場合にどう行動すべきかを考えた結果、団体として弔意を表するべきではないかと思った次第です。