2011/09/02本会神戸支部役員会
みなさんこんにちは!代表幹事の坂井昭彦です。
台風が本日夜半に近畿直撃かといった状況ですが皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか?既にこちら(神戸)でも風の勢いが強まっていますし、和歌山や奈良の方では豪雨が降り続いて土砂災害の恐れも出てきております。会員の皆様におかれましては無理せず安全等に十分気をつけて行動して頂きますようお願い致します。
[明日9/3の認定研修は延期になりました]
なお、明日9/3に兵庫県支部主催により実施する予定であった認定研修「租税法律主義と税理士制度〜申告納税制度の理念を税務の専門家として実践するには〜」につきましては、講師の植田先生とも相談の上、会員及び講師の安全確保を理由に、中止(正確には「延期」)することとなりました。
申込者には既に中止(延期)のご連絡が届いていることかと思いますが、念のためこのブログにも記しておきます。
[神戸支部役員会]
本日9/2は神戸支部の役員会の日です。私個人的には昨日あたりからまた少し夏風邪がぶり返しぎみで咳が出始めていたので、台風接近に伴い中止になるのでは、なってくれたらな、なってちょーだい!とかいった甘い期待を抱いていたのですが、
人生そんなに甘くない!
しっかり開催されました!(^^;
(会場)
例によって例のごとくギリギリの時間になったのでタクシーを飛ばして会場である神戸税協会館に着いたのですが、エレベーターに乗っていつものように3Fにあがろうとしたところ、何故か2Fで停止。あれ?と思ったら事務局の鎌田さんが「こっちこっち!」と手招きをしている。見ると役員のみなさんがずらっと勢揃い。2Fは支部の研修会でよく使う大研修室なので、あれ?今日は役員会に何か研修がセットされているのかな?とか思ってしまったのですが、違いました。(^^;3Fの会議室は狭いので、今日は2Fの大研修室で試験的に役員会を開催するとのことでした。
ただ、2Fは確かに広くて開放感があるのですが、机がなく、折りたたみ式の簡易テーブルがついた椅子を並べてあるだけです。私は今日は議案を縮小印刷(冊子印刷)しA5版の冊子にしてきておりましたので全然問題はなかったのですが、パソコンを使いたい人には総じて不評でした。(^^;
ま、テーブルを入れるか、少し狭いけれどこれまで通り3Fを使うのか、そのあたりは総務に一任して考えていただければと思います。
(本日のトピックス)
いつものごとく色々と議案はあったのですが、今回のトピックスは何と言っても「支部財政検討審議会」の設置の話です。
昨年6月の第30回定期総会において前々支部長の佐藤会員から質問があり、支部の財政について検討すべき旨の指摘を受けていたのですが、昨年度は総務委員会で検討はしていたものの役員会に正式に提示されるところまではいかなかったので、それならばということで今年度は支部長の方から諮問する形、即ち、審議会という形で支部財政の収入と支出をゼロベースから横断的に検討することにしたそうです。
ちなみに審議会の設置は本会会務執行規則第63条を根拠としており、設置自体は役員会の議決事項ではないのですが、支部長の意向で役員会で承認をいただくことにしたそうです。
支部の財政については従来から話は色々と出ておりまして、中には単純に、剰余金が余っているなら会費を値下げしろとか、研修会などの行事を支部でそんなにやらんでもいいからその分会費を値下げしろといった話もあるようです。
総会などでもそのような内容の意見が出たりすることがままあるのですが、私個人的には、総会での意見ってのは、非常に重いものですし、会員の意見として執行部はきちんと受け止める必要があることは重々承知しつつ、しかし、それが会員の総意であるとは限らない、という点も忘れてはならないのではないかと考えています。
言ってみれば「声の大きい人」の意見だけが会員の意見だと勘違いして執行部がそれに引きずられるようなことがあってはならないということです。(執行部はあくまでも会員全体の利益のために動くべきだというのが私の持論です)
無駄遣いなどがあるようでしたらそれは極力排除しなければならないのは当然の話です。しかし、支部会員のために、支部で実施しなければならない、あるいは、支部で実施すべき理由があって、そのために会費を使って施策を行うのは無駄遣いではありません。
例えば研修会にしても「本会でたくさんやっているから支部ではやらなくていい」なんて意見がありますが、本会の研修って大抵は大阪でやっているので、大阪の中心部にある支部、例えば東支部なんかだと、そりゃ支部で独自に何か研修会をする必要はないかも知れません。しかし神戸支部の場合は神戸から大阪に行くだけでも肉体的・金銭的・時間的な負担が結構大きいので、神戸市中央区で本会に見劣りしない内容のある研修会が実施され、それに参加するだけで現在は努力義務、そして今後の税理士法改正においては義務化が予定されている研修の受講義務も果たす事ができる、となれば、会費を使って支部の研修会を充実させる意味は十二分にあるのではないかと私は思っています。
私も貧乏税理士のハシクレですので会費は確かに安いにこしたことはないですが、そういった色々なことも考え併せて見れば、神戸支部は結構頑張って会員への還元をしている支部だというのが実感です。ま、もっと本音を言えば会費も所得に応じた「応能負担制」にしてくれれば言うことナシですが。(わはは)
あ、そうそう、今回、この「支部財政検討審議会」の設置の議案があったからか、珍しく、役員会の傍聴希望者がありました。傍聴自体は役員会の承認を得ればOKだし、私も特に異存はなかったのですが、この審議会の設置に関する採決をする直前になって、その傍聴者の方が「意見を言わせて欲しい」と申し出られたのにはびっくりしました。
傍聴者も発言する事は可能なのですが、それはあくまでも議長の判断に委ねられています。そして議長は「採決が済んでから意見をお伺いします」と言ったのですが、傍聴者の方はそれに納得されず、再度「採決前に意見を言わせて欲しい」と言われました。
私は、議長には発言の制止権もあるので黙っておこうかとも思ったのですが、議決権のない者が採決前に意見を言うのはマズイ、と本能的に思ってその旨発言しました。役員会での審議は、会員の代表として選挙で選ばれた役員が各自自由に判断すべきであって、議決権のない、会員の代表ではない者がわざわざ採決直前に発言をして、そのことにより採決の結果に影響を及ぼすようなことがあれば、それは選挙制度をはじめとする会務制度そのものを否定することになるのではないかと思ったからです。
ちなみに、私も近税会の理事会傍聴の際に、しばしば、傍聴席から手を挙げたくなる衝動にかられますが、そこはぐっとおさえて、できるだけ事前に、さもなくば、理事会の途中の休憩時などに、理事さん達と打合せをして、質問して欲しいことなどを要望するようにしています。
今回の役員会でも傍聴者の方はそうすべきだったのではないかと個人的には思う次第です。
また、議長は発言をさせなかったのではなく「採決前」はダメだと言っているだけなのに、そこにこだわって「採決前」がダメだということになると「じゃあもういいです!発言しません!」と言われたのには少々がっかりしました。と、言いますのは、私個人的には、その発言を聞いてみたかったからです。わざわざ傍聴に来られて、しかも役員会で皆に聞いてもらおうと思ってわざわざ用意されていたと思うので、ぜひ、そこは聞いてみたかったというのが正直なところです。
採決後でもいいじゃないですか。ルールはルールとしてきっちり割り切って守って、その上でお話をされて、それが「良い話・説得力のある話」なら今回は駄目でも次につながるんじゃないでしょうか?
私が同じ立場なら、たぶんそうしたと思います。
[閑話休題]
台風が接近しているため、今日の役員会は15:30を目処に、いつもよりも1時間程度早く終了するよう実施されました。
役員会中はある程度臨戦モードになっておりアドレナリンも出ているせいか体調はまずまずで色々と発言もしたのですが、途中エアコンが効きすぎていてちょっと冷えたのと、帰りに歩いて三ノ宮駅に行くまでは降っていなかった雨が、一駅隣の元町駅に着いたとたん横殴りのざんざん降りになり、しかも風の勢いが強くて傘をさせる状態でもなくなり、結局、風雨に打たれてまた風邪が悪化してしまいました。(--;
ま、明日の研修会は延期になったので、明日一日かけてなんとか養生するつもりです。(ゲホゲホ)
坂井昭彦@私は議論は好きですし意見を聞く事も好きです。いろんな意見の中にいろんな真実があるので、意見があるならぜひ聞かせて下さいね。>ALL
p.s ただ、他人からはよく「人の意見を聞かない奴だ」とか言われます。(ってをい ^^;)